【授業紹介】下肢装具実習 vol.2
前回の義肢装具士科4年制2年 下肢装具実習のつづき。。。
片麻痺モデル実習の2日目。短下肢装具装着による歩行評価です。
3種の異なる装具を装着し、歩行評価を行いました。
①まず、それぞれのモデルさんが普段の生活場面で、『実際に使用しておられる短下肢(膝下から足部に及び支持を行う)装具』を装着した歩行評価を行いました。モデルさんの症状は皆さん異なっているため、現在使用されている装具も形状や種類が異なります。プラスチック製や金属製、足関節の固定型や可動型など、大きさも様々です。
※画像をクリックすると大きく表示されます。
図1:モデルさんが普段使用されている装具での評価
②次に、装具実習で学生が製作した『足継手付プラスチック短下肢装具』を装着した歩行評価です。
図3:最新の油圧式足継手付短下肢装具での評価 図4:歩行評価の様子
また、歩行評価は平坦な訓練室のみならず、坂道や階段昇降、立ち上がり動作などのADLに関しても『短下肢装具の機能・形状が及ぼす影響について』動作確認を行い評価しました。そして、モデルさんが実際に歩行して感じた各々の装具の感想や意見を聞き取り、自分の担当のモデルさんにとって、もっとも必要なのはどのような機能・形状をもった短下肢装具なのか。を考察して行くのです。
【実習を終えた学生の声です。】
【適 合】
・ 身体評価から得られ情報から、予測される初期設定が重要だと感じた。
・ 新しい装具を試着し適合を行なったことで、今まで以上に歩行が改善された。モデルさんの表情がとても『生き生き』して歩行されてとても感動した。同時に、細かい調整の大切さと大変さを感じた。
・ 少しの適合調整でも、歩行がガラリと変わることもあるのだと驚いた。
・ 「作ること」の大事さを感じた。
・ 「実際の使用者声」を理解することが重要だと思った。
・ 人の足にあわせることが、こんなにも大変であり、また有意義だと感じた。
【評 価】
・ 平地歩行と坂道歩行での求められる機能の違いが明確になった。
・ 歩行訓練や歩き方に対する説明や指導も、私たちの使命であると感じた。
・ 装具だけで歩き方を改善するのは限界があり、リハビリも必要だと言うことを実感した。
・ 疾患や症状に対して、幅広く適応装具を考える知識や考察力を実習一つ一つ確実に身につけて行きたい。
・ 正しい適合で、高い効果を発揮することが良く解り充実した実習だった。
・ 複数の装具による試歩行で、それぞれの機能・特性の違いが明確に理解できた。
・ 症状に対する装具の選択の基準が明確になった
【接 遇】
・ 前回の実習では緊張してしまい上手くコミニケーション取れなかったので、集中して話を聞いて、よりハッキリと、分かりやすい言葉で、こちらの意思を伝えることが大切だと感じた。
・ 専門用語を使わず、モデルさんの解り易い言葉で説明することが思ったよりも難しかった。
次回vol.3では、この実習で評価・考察した事を、学生たちがまとめて報告会を行います。
その模様を報告いたします。お楽しみに~!















