【オープンキャンパス情報】手首の装具を作ってみよう!!

手首の装具の製作を体験できる、オープンキャンパスイベントをご紹介します!!

このイベントは「カックアップスプリント」という「手首」に装着する装具を作るイベントです♪
カックアップスプリントは、手首を支える装具。
といっても、身体に何も問題のない人は、手首に「支え」など必要ありません。
では、どんな人に手首の支えが必要かというと、手首がダランと垂れている人。
この手首かたれている状態のことを「下垂手(かすいしゅ)」と言います。
これは、手首を持ち上げて支える筋肉が麻痺してしまった人がなるものです。
このように手首が垂れ下がってしまうと、とても物が掴みにくくなります。
皆さんも一度やってみて下さい。
「手首がまっすぐな状態で力いっぱい手を握ったときの力」

「手首が垂れ下がった状態で力いっぱい手を握ったときの力」
は、違いますよね?
きっと、手をたらした状態では力が入りにくくなると思います。
このように、手首が垂れ下がった状態では力が入りににくく、日常生活で、いろいろな問題が起こってきます。
そんな人に用いられるのが、「カックアップスプリント」、つまり、“手首を物を掴みやすい角度で支えてくれる装具”なのです。
今回は、即席で作ることのできる材料(低温熱可塑性樹脂というもので、約70℃のお湯で柔らかくなる材料)で製作体験をしていただきます☆
製作内容は、
既に切り出された材料をお湯につけて・・・

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柔らかくなったらお湯から取り出して、手指を通す穴を開け、人の腕にそわせて形を出していきます。
この材料は、冷えると腕にそわせた形そのままに、元の硬さに戻ります。
この時、人の皮膚に負担がかからないように、腕に薄い布をつけておきます。
あら熱が取れるまで、手でしっかり押さえて、なでながら体にそわせていきます。

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冷えて固まったら、不要な部分を切り取っていきます。
このきるラインも、動きやすさや支持性など、あらゆる理由があるのです。
切り取りが終われば、その切り口の角を丸める作業をします。
少しお湯につけて温めて柔らかくして指で少しずつ角を取っていきます。
最後にベルトをつけて完成!!

カックアップ② カックアップスプリント

オーダーメイドの「カックアップスプリント」の完成です!! 

今回は「手」の装具の製作体験をしていただきましたが、実際の「装具」を製作する際は、もっと多くの注意点やチェックポイントがあるんですよ☆

皆さんも是非!オープンキャンパスで「義肢装具士の仕事」を体験してみて下さいね!!