【授業紹介】メーカータイアップカリキュラム:座位保持装置実習 ~車椅子の適合・分解組み立て~
【メーカータイアップカリキュラム】
義肢装具士科4年制 座位保持装置実習 ~車椅子の適合・分解組み立て~
三田校では、義肢装具をはじめ「座位保持装置」や「福祉用具系科目」と、関連する最新の技術、知識をメーカーとのタイアップによる授業をカリキュラムに導入する試みを行なっています。 本年度も義肢系科目ではOSSUR(オズール)社:『モジュラーソケットシステム』、装具系科目ではシグマックス社:MTプログラム『レディメイド装具』が行なわれ、次いで、12月14日は株式会社オットーボック・ジャパン:『モジュラー車椅子適合実習』が行なわれました。授業を終えた義肢装具士科4年制3年生のレポートを紹介します。
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義肢装具士科4年制3年生は、これまで座位保持装置実習と題して「すわる」という基本的概年から姿勢保持という考え方を基に、車椅子処方に関わる①評価方法②計測方法③車椅子の種類・機能④処方(疾患や症状に対するアプローチ方法)⑤適合評価方法、などを後期の授業で勉強してきました。
この授業ではオットーボック・ジャパンのテクニカルサービス、モビリティー担当の中島浩貴先生に、ご教授いただきました。中島先生は北京パラリンピクでも車椅子のオフィシャルサポーターとして現地でも活躍されていました。各国を代表するトップアスリートをサポートするという決して失敗の出来ない緊張感の中で仕事をするために臨機応変な対応が求められることや、現地での貴重な経験談を伺うことが出来ました。
講義ではこれまで勉強してきた内容を踏まえ、さらに細かい内容や様々なケースに対応した多様な手法を学ぶことが出来ました。
中島先生のお持ちの工具箱も印象的でした。これまで見たこと無いような特殊な工具やいろいろなサイズがあるのですが、道具を使い分けることで作業効率も上がるのだと感じました。また、どんな状況でも必要なものが直ぐに取り出せるように工夫され整理整頓されていました。
演習ではグループに分かれ被験者を設定し、身体測定を行い、適合したモジュラー型車椅子を組み立てました。車軸の位置や背シートの調整の仕方、空気圧やブレーキの設定など、一つ一つの適合が身体に与える影響を実際に体験し、より深く理解することが出来ました。適合学では、活動度の低い利用者さんこそ、しっかりとした適合や調整が必要であると感じました。また利用者さんが、使用する車椅子に何を求めているのかを見極めセッティングする必要があります。そのためにも一つの手法や手段にとらわれるのではなく、その時出来る最善を尽くすことが大切なのだなと感じました。
私はこの学校で、障害者スキーや盲人野球、シッティングバレーや車椅子バドミントンなどでボランティア活動を通じて、多くの車椅子利用者さんと関わってきました。利用者さん達のお話を聞くと、私達が思っている以上に活発でより良い生活をしたいという強い気持ちがひしひしと伝わってきます。その期待に答えられるようにこれからも努力していきたいと思います。
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最後になりましたが、丁寧なご指導をいただきましたオットーボック・ジャパン株式会
の中島浩貴先生には大変感謝しております。ありがとうございました!















