義肢装具士を目指す方へ



みなさんこんにちは。
私は、神戸医療福祉専門学校三田校校長 澤村です。
本校は、救急からリハビリテーションまで、様々な職種の養成施設であり、世界的に有力な学校です。中でも、義肢装具士科は非常に特徴があります。近畿中四国唯一の学校でもあり、多くの人が育ち仲間を輩出しています。 私が義肢装具に興味をもったのは、父の交通事故で失った足がきっかけでした。包帯を巻き、義足をつけていたところからは、いつも血がにじんでいました。そんな父に義足をつけてやりたいと思い、義肢装具士を目指しました。しかし、当時は学校などの教育機関がなく、資格制度もありませんでした。そこで整形外科の道を選び、カメリア大学に行くチャンスを経て、医師の資格をとりました。帰国後、多くの切断患者との出会いがありました。中には、両手切断者が牛40頭を飼育している方にも会いました。たくさんのすばらしい出会いがあり、勉強をさせてもらいました。
日本の生活様式は欧米と異なります。建物も違います。日常生活の中で、あぐらをかく等をすることで義足の状態を変えなければなりません。それらを解決すべく工夫したことを海外に発表する中で、ISPO(国際義肢装具協会)から、アジアの窓口にならないかと話をもらい、参加するようになりました。
そのような関わりの中で、4年制システムがなければ国際的に資格(国際義肢装具協会(ISPO)認定)が得られないという事になり、今回4年制コース設立にいたりました。現在、アジアの切断者の方々を救える義肢装具士はわずか2%程度です。そこで、国際資格を持ち活躍できる義肢装具士の養成が必要となります。
しかし、第一に英語が問題になります。英語が話せなければ国際資格取得は困難です。国立ラトローブ大学のイングリッシュコースを含め、英語を勉強した後、国際的に羽ばたける人材の育成を望んでいます。
義肢装具士の仕事は、足のない方にとって、義足は歩くだけでなく走ることも可能にします。また装具もしかりです。そして義肢装具を装着することにより、その方の喜ぶ姿が見られる職業でもあります。自分で汗をかき、そのような方々に接することができ、さらにそれに対する報酬が得られる、こんないい仕事はありません。
不景気な時代に義肢装具士という国家資格を持ち、直に体の不自由な方のサポートをしていける専門職として働ける素晴らしさを知り、この仕事をしてみませんか?
一緒にがんばりましょう!